日々多くの方に印象管理やコミュニケーション、
ストレスマネジメントなどをテーマに
トレーニングを行っています。
そんな中、コミュニケーションのトレーニング中に
受講生からよく出る言葉があります。
「そんなふうに言葉をかけたらいいと頭ではわかってるんですけどね、
う~ん、難しい…できない」
これは、承認の言葉かけのときに多く出ます。
「よく辛抱したね」
「あなたがいてくれるから頑張れるよ」
「いつも力になってくれてありがとう」
相手を思いやる言葉かけ。
なぜできないか?
それは、
自分こそが言ってもらいたいから。
私が、俺が、言ってもらえてないのに
なんでこっちから言わなきゃいけないの?!
こんな気持ちが無意識にあったら
あなた自身が満たされていないのに
相手への思いやりは汲み出せないですよね。
その人を愛してないワケじゃない
嫌いなワケじゃない。
ううん、愛してる。
いい関係を望んでいる。
ただ、あなただって、頑張ってる。
一生懸命やってる。
だから一言、向こうから先に
ありがとうや助かってる、凄いよね、
の一言が聞きたいですよね。
その言葉が聞けたら、
その人にもきっと言えるはず。
だから、先に言うんです。
言ってもらえたら、素直に言える。
それは相手も同じです。
大切な人なのでしょう?
いい関係を望んでいるのでしょう?
あなたが先だっていいじゃないですか。
あなたの親も、夫も、妻も、姑も
子供も、友人も、上司も部下も、
誰もが承認されたいのです。
受けとめてもらいたい、認めてもらいたいのです。
私だって。
根っこでは求めあっているのに
思いやり合っていたいのに
意地をはっているうちに
根が腐ってしまい関係が壊れる。
そんなの悲しいです。
言葉でちゃんと伝えませんか?
伝え始めると、緩やかに相手の反応が
きっと変わってきますよ。
私はそうでした。
実行した私のクライアントや受講生もそうでした。
他者との関係が素敵に深まって行ったのです。
あなたから、伝えませんか?
でも一歩が踏み出せない、
気持ちにブロックがかかる、
言い方がわからない。
そんな方のために「伝える技術セミナー」を企画中です。
たくさんの皆様にお役に立ちたいので
リクエストを聴かせていただけたら嬉しいです
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◎わかってるんだけど、できないワケ。
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